団体交渉、解雇問題などの、使用者側の労務問題を弁護士が解決! 団体交渉、労務問題なら名古屋総合法律事務所へ

名古屋の弁護士による労務問題相談

052-231-2601 | 受付時間 平日 9:00~18:30

解雇する場合の注意点

(1)解雇事由の証明

法廷

従業員を解雇する場合、被解雇者が不当解雇を主張して訴訟となる場合があります。そして、前述のように、解雇の合理性・相当性は使用者・会社側が証明しなければなりません。
そうすると、訴訟に備えて、解雇の際には解雇の合理性・相当性を証明できるものを残しておく必要があります。

例えば、成績不良を理由とする場合は勤務成績表等、無断欠勤を理由とする場合は出勤表、従業員に問題行動がある場合は行動改善を促す書面などです。
そして、可能であれば譴責処分等の懲戒処分を行っていれば、より解雇の合理性・相当性が認められやすくなります。

(2)任意退職

正当な解雇事由があるとしても、被解雇者が解雇の正当性を争う場合、会社は紛争解決に時間と労力を割かなければなりません。それは、会社にとって多大な損失となります。
そこで、任意退職によって円満に解決することは重要です。

(3)解雇要件の確認

解雇をするためには、解雇要件を満たしていなければなりません。

ア 懲戒解雇

ため息

懲戒解雇とは、労働者の長期無断欠勤等、就業規則に定められた懲戒事由に該当し、企業秩序を害するため、制裁として行われる解雇のことを言います。
したがって、この場合会社から労働者に退職金を支払うことはありません。

このように、懲戒解雇は労働者に対する不利益が重大であることから、以下の厳格な要件が必要となります。

  1. 罪刑法定主義:就業規則で懲戒解雇事由が定められ、これに該当する具体的事実の存在
  2. 不遡及の原則:懲戒規定の適用に当たり、懲戒根拠規定は、それが規定される以前の事例に適用することはできない
  3. 一事不再理の原則;同一の事案に対し、2回以上の懲戒処分はできない
  4. 平等取扱いの原則:懲戒は同種の非違行為に対して、懲戒処分は同等でないといけない
  5. 相当性の原則;懲戒処分は非違行為の程度に照らし、相当であることを要す

イ 普通解雇

普通解雇とは、会社の都合により行われる懲戒解雇以外の事由による解雇のことを言います。労働契約を継続するのに困難な事情があって、やむを得ず行う解雇のことを言います。
たとえば、仕事をする上で能力に問題がある、職場での協調性を著しく欠く場合などです。

普通解雇の場合は以下の要件が必要です。

  1. 解雇事由の存在(客観的合理性と社会通念上の相当性)
    解雇事由は就業規則で列挙し、最後に包括的に定めていることが多いです。したがって、解雇事由があるというためには具体的に就業規則に列挙された事由に該当し、解雇に客観的合理性と社会通念上の相当性が認められることが必要です。
  2. 解雇予告の履行
    解雇予告は、30日前に行わなければならないとされています(労働基準法21条1項)。30日前までに解雇予告しない場合は、30日以上の平均賃金を支払うか、予告後30日が経過するまで解雇は成立しません。

ウ 整理解雇

整理解雇とは、事業の継続が困難な場合に、人員整理として労働者を解雇することを言います。いわゆる、「リストラ」のことです。
これは、普通解雇に属するものではありますが、企業の経営上の理由から行われるものであるため、普通解雇と区別されます。

整理解雇の場合は、以下の要素を総合考慮して、合理性と相当性が認められることが必要です。

  1. 人員削減の必要性:会社経営の危機にあり人員削減がやむを得ないこと
  2. 解雇回避努力:解雇を回避するために十分に努力を行ったこと
  3. 人選の合理性:解雇の基準と適用が合理的であること
  4. 手続きの妥当性:労働者に対して誠実に説明し、十分に協議をしていること

エ 諭旨解雇

諭旨解雇とは、懲戒解雇を普通解雇に、または労働者の自発的な退職の説得を行うことで、懲戒処分を情状的に避けることを言います。この場合は、普通解雇なら普通解雇の要件を検討します。

解雇・退職のトラブルについてさらに!

丸の内駅 徒歩2分 労務問題に関するトラブルは弁護士法人名古屋総合法律事務所へご相談ください。 052-231-2601 相談の流れはこちら 受付時間 : 平日 9:00~18:30 夜間相談(毎週火・水曜日) 17:00~21:00(最終受付20:00) 土曜相談(毎週土曜日) 9:30~17:00(最終受付16:00)

どんな些細なご相談でも構いません。お気軽にご相談ください!

 ◆ はじめての方へ  ◆ ご相談の流れ  ◆ 事務所紹介
 ◆ 弁護士・社労士等紹介  ◆ 料金・費用  ◆ アクセス

相談のご予約はこちら お気軽にご相談ください! 052-231-2601  受付時間 : 平日 9:00~18:30 お問い合わせはこちら

名古屋総合法律事務所のご紹介

労務問題教室

労務ブログ

労務チーム紹介バナー

医療法務相談

事務所概要

〒460-0002
名古屋市中区丸の内二丁目20番25号
丸の内STビル6階
地下鉄桜通線 丸の内駅の東改札より
徒歩2分

相談時間 平日9:00~18:30
 夜間相談(毎週火・水曜日)
 17:30~21:00
 土曜相談(毎週土曜日)
 9:30~17:00

TEL 052-231-2601 FAX 052-231-2602

アクセスはこちら

事務所外観

事務所外観

対応マップ

より良いサービスのご提供のため、労務問題の取扱案件の対応エリアを、下記の地域に限らせて頂きます。
【取り扱いエリア】
愛知県西部 (名古屋市千種区,東区,北区,西区,中村区,中区,昭和区,瑞穂区,熱田区,中川区,港区,南区,守山区,緑区,名東区,天白区, 豊明市,日進市,清須市,北名古屋市,西春日井郡(豊山町),愛知郡(東郷町),春日井市,小牧市瀬戸市,尾張旭市,長久手市津島市,愛西市,弥富市,あま市,海部郡(大治町 蟹江町 飛島村), 一宮市,稲沢市,犬山市,江南市,岩倉市,丹羽郡(大口町 扶桑町),半田市,常滑市,東海市,大府市,知多市,知多郡(阿久比町 東浦町 南知多町 美浜町 武豊町))
愛知県中部 (豊田市,みよし市,岡崎市,額田郡(幸田町),安城市,碧南市,刈谷市,西尾市,知立市,高浜市)
愛知県東部(豊橋市,豊川市,蒲郡市,田原市,新城市)
岐阜県南部(岐阜市,関市,美濃市,羽島市,各務原市,山県市,瑞穂市,本巣市,本巣郡(北方町),多治見市,瑞浪市,土岐市,大垣市,海津市,養老郡(養老町),不破郡(垂井町 関ヶ原町),安八郡(神戸町 輪之内町 安八町),揖斐郡(揖斐川町 大野町 池田町),恵那市,中津川市,美濃加茂市,可児市,加茂郡(坂祝町 富加町 川辺町 七宗町 八百津町 白川町 東白川村),可児郡(御嵩町))
三重県北部(四日市市,三重郡(菰野町 朝日町 川越町),桑名市,いなべ市,桑名郡(木曽岬町),員弁郡(東員町))
三重県中部(津市,亀山市,鈴鹿市)
静岡県西部(浜松市,磐田市,袋井市,湖西市)

関連サイト

事務所サイト

当事務所の専門サイトのご案内
事務所サイトをご覧ください。

交通事故サイト

Copyright © 弁護士法人 名古屋総合法律事務所 All Rights Reserved.
運営管理:弁護士法人 名古屋総合法律事務所  所属:愛知県弁護士会(旧名古屋弁護士会)

弁護士の法律相談・法務相談、司法書士の登記相談・登記手続一般 〒460-0002  名古屋市中区丸の内二丁目20番25号 丸の内STビル6階 TEL:052-231-2601 FAX:052-231-2602
■提供サービス...交通事故、遺言・相続・遺産分割・遺留分減殺請求・相続放棄・後見、不動産・借地借家、離婚・財産分与・慰謝料・年金分割・親権・男女問題、債務整理、過払い金請求・任意整理・自己破産・個人再生、企業法務、契約書作成・債権回収、コンプライアンス、雇用関係・労務問題労働事件、対消費者問題、事業承継、会社整理、事業再生、法人破産
■主な対応エリア...愛知県西部(名古屋市千種区,東区,北区,西区,中村区,中区,昭和区,瑞穂区,熱田区,中川区,港区,南区,守山区,緑区,名東区,天白区,豊明市,日進市,清須市,北名古屋市,西春日井郡(豊山町),愛知郡(東郷町),春日井市,小牧市瀬戸市,尾張旭市,長久手市津島市,愛西市,弥富市,あま市,海部郡(大治町 蟹江町 飛島村),一宮市,稲沢市,犬山市,江南市,岩倉市,丹羽郡(大口町 扶桑町),半田市,常滑市,東海市,大府市,知多市,知多郡(阿久比町 東浦町 南知多町 美浜町 武豊町))愛知県中部(豊田市,みよし市,岡崎市,額田郡(幸田町),安城市,碧南市,刈谷市,西尾市,知立市,高浜市) 愛知県東部(豊橋市,豊川市,蒲郡市,田原市,新城市) 岐阜県南部(岐阜市,関市,美濃市,羽島市,各務原市,山県市,瑞穂市,本巣市,本巣郡(北方町),多治見市,瑞浪市,土岐市,恵那市,中津川市,大垣市,海津市,養老郡(養老町),不破郡(垂井町 関ヶ原町),安八郡(神戸町 輪之内町 安八町),揖斐郡(揖斐川町 大野町 池田町),恵那市,中津川市,美濃加茂市,可児市,加茂郡(坂祝町 富加町 川辺町 七宗町 八百津町 白川町 東白川村),可児郡(御嵩町))三重県北部(四日市市,三重郡(菰野町 朝日町 川越町),桑名市,いなべ市,桑名郡(木曽岬町),員弁郡(東員町))三重県中部(津市,亀山市,鈴鹿市)静岡県西部(浜松市,磐田市,袋井市,湖西市)